看護体制も要チェック!

これが意外と、仕事に影響するんです!

看護体制と7対1のメリット

看護体制にはいくつか種類があり、看護師一人が患者の何人かを担当するのがプライマリーナーシング、7対1など機能を分けて看護師が役割を分担する方法がチームナーシングとなる。
このチームナーシングで働く場合、看護師の能力に依存する要素が少なく、提供する看護の水準を一定以上に保ちやすいメリットがある。
看護師からしても自分の仕事に集中でき、チームで協力して看護環境を整えていく達成感を見込むことが出来るだろう。
看護師同士で同じ悩みを共有したり、気になる所を相談できるようになれば、精神的な負担を抑えることも出来る。
看護師業界の多くが看護師に負担を強いているため、その負担を軽減できるという意味でも7対1制を導入するメリットは大きいのだ。

また、あまり患者とのコミュニケーションに自信がない看護師にとっても、働きやすい環境となる。
プライマリーナーシングはどうしても一人ひとりの患者との繋がりが強くなりやすく、公私を分けたい看護師にとっては大変な作業になりやすいが、7対1制ならそんな心配も無用になる。

他にも、単純にプライマリーナーシングでは病院を回していけない、という事情も考えられるだろう。
高齢化社会となり入院患者が増えるにつれて、一人が患者の多くを担当するにも限界が出てしまう。
負担が大きすぎると看護師自身が倒れる本末転倒な展開になりかねないので、病院側も看護師のケアの一環として7対1制を設けている場合も多いのだ。

◎7対1制への理解を更に深められるサイト⇒http://kangoshi-haichikijun.com